代表取締役社長 鳴川 浩志 代表取締役社長 鳴川 浩志

次の10年に向けて

当社は日産自動車株式会社から産業車両用エンジン事業を継承し、2013年にグローバルコンポーネントテクノロジー(GCT)として独立し昨年10周年を迎えました。これまでの10年間は、ある意味企業創成期でもあり、また、お客様のご期待に応えるべく、国産エンジンメーカーとして半世紀以上にわたり培った独自の開発・生産技術と積み重ねたノウハウにより、更に多くのお客様にGCTエンジンをご採用いただきました。創立から10年が経過した今、フォークリフト用ガソリン/LPGエンジンでは、トップシェアの評価をいただいていると認識しております。

鋳造・機械加工・組立工程を備えた鴻巣工場を2016年に立上げ、お客様の増産要望にお応えすべく年々生産体制を強化し、また、メーカーとして『命』である品質の更なる向上と安定生産の実現に邁進してまいりました。

また年々厳しくなる「環境要求」に的確に応え、エンジンこそクリーンでなければならないとの想いから、皆様に安心して使っていただける“環境に配慮した製品”を永続してお届けするとともに、カーボンニュートラル社会への対応も進めてまいります。

2024年度からは新中期経営計画もスタートし、更なる事業拡大を目指してまいります。
GCTでは安全とコンプライアンス遵守が全てに優先するという理念の下、個性、創造性、挑戦する姿勢を尊重し、働き甲斐のある職場・環境をつくるとともに、最先端の技術と世界に選ばれる品質を追求し続けます。
これまで以上にお客様に心からご満足いただける商品・サービスを提供し続ける企業を目指し、次の10年もチャレンジを続けてまいります。
これからも引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます。

代表取締役社長鳴川 浩志